[はじめに]
子育ての環境が年々変化しており、病気の子供の家庭での看護に関しても例外ではありません。核家族化が進み、子供に服用させる薬剤に関しても、基本的なことがわからない、また、逆に、情報過多のために薬の副作用への心配が強い等が見受けられます。
小児では院外処方箋の発行が多く、調剤薬局においても、これらを背景に、子供の薬に関する服薬指導に対する知識が必要となってきています。
また、薬の効能、副作用、使用方法などを説明する際、患者さんから質問を受ける事も多く、答えに窮することもあります。
これから服薬指導を適切に行うためには、病気に対する臨床的知識の獲得とともに、医療機関との情報の共有が必要と考えられます。幸い、当薬局では、平成13年より、近隣の小児科の医師をはじめとするスタッフと定期的に勉強会を行っています。
今回は、服薬指導時の基礎知識として、実際に患者さんが、何がわからないのか、何が知りたいのか、を調査することとなり、“薬に関する疑問”についてアンケートを行い、検討しましたので報告させて頂きます。
[対象と方法]
期間は2003年7月より2ヶ月間、当薬局において投薬する際に質問を受けたものを集計しております。調剤薬局のため、様々な診療科の患者さんが来局されますが、小児科を受診された方に限定して集計しております。また患者さんの生の声のため、少数意見が多数あり、その他の項目が多くなっております。
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[結果と考察]
2ヶ月間の小児科の患者数は3835人、質問件数は502件、患者人数に対する質問件数の割合は13.1%になります。グラフは年齢別の質問の割合を示しております。

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