|


診察室(医療環境下)で心臓が送り出している血液が、血管の内側に加える圧力のことです。 血圧を測ると、上・下2つの数値が示されます。上は心臓が収縮して血液を送り出したときの「収縮期血圧」、下は心臓が拡張したときの「拡張期血圧」を示しています。一般に、血圧は昼間活動しているときは高く、夜間睡眠中は低下します。

収縮期血圧140 mmHg 、拡張期血圧90 mmHg のどちらか一方でも超えた場合を「高血圧」と定義しています。治療に当たっては、合併症や危険因子の存在の有無により降圧目標が異なります 。


| - |
診察室血圧 |
家庭血圧 |
| 高齢者 |
140/90 mmHg 未満 |
135/85 mmHg 未満 |
| 若年・中年者 |
130/85 mmHg 未満 |
125/80 mmHg 未満 |
| 糖尿病患者・腎障害患者 |
130/80 mmHg 未満 |
125/70 mmHg 未満 |

高血圧には、原因が特定できない本態性高血圧(高血圧の約90%)と腎疾患、内分泌の異常などで血圧が高くなる二次性高血圧(残りの約10%)と 2 種類あります。二次性高血圧では原因疾患の治療により高血圧の軽減が期待できることが多くあります。


高血圧の持続によってもたらされる心臓や血管の病気(脳卒中、心筋梗塞、腎不全など)の発症とそれらによる死亡を抑制することです。

@ 生活習慣の修正:健康的な生活習慣で、疾患そのものの発症を予防しましょう。
A 降圧薬治療:一定期間生活習慣の修正を行っても血圧が低下しないときに開始されます。


現在日本では、1日11〜12gの食塩を摂取しています。加工食品と調味料(味噌、醤油、ソースなど)にも塩分は潜んでいます。 食品の栄養表示は、食塩ではなくナトリウム( Na )表示となっています。
食塩相当量(g)= Na (mg)× 2.54 ÷ 1000 と計算できるので、 Na を食塩に換算し、減塩に努めましょう。

(注意)
・腎障害を伴う人は、野菜・果物の積極的摂取は推奨されません。
・糖尿病の人は、摂取カロリーの増加につながることがあるため、果物の積極的摂取は推奨されません。
| コレステロールの多い食品 |
バター、卵黄、レバー、うなぎ、いか、魚卵など |
| 飽和脂肪酸の多い食品 |
豚、牛肉の脂肪の多い部分、チーズ、生クリームなど |

肥満指数: BMI ( body mass index )が 25 を超えないようにしましょう。
例えば、 170cm 、 70Kg の人は BMI=24.2 となります。
|